■銀魂Comics summary■

 第三十五巻 『お控えなすって!!』
第三十五巻 『お控えなすって!!』
表紙:泥水次郎長
2010/08/04発売
作者コメント: 相変わらず失敗だらけの長編なんですが
映画効果か、一番人気の長編となりました。
かぶき町四天王編これにて完結です。
んー、映画ってホントに反響デカいのね。
 

第三百一訓 『若者の務めは老人の死を看とること
         老人の務めは若者の生を看とること』
WJ_2010-16号掲載

主な登場人物: 椿平子、華陀、お登勢(過去)、キャサリン、たま、志村新八、神楽、西郷特盛(マドマーゼル西郷)、坂田銀時、黒駒勝男(ダサがりジョー)、長谷川泰三、平賀源外、本城狂死郎、八郎、辰巳、村田鉄子、小銭形平次、ハジ、志村妙、定春、泥水次郎長(過去)、寺田辰五郎(てらだたつごろう・過去)
大雑把ストーリー: 次郎長を取戻す為、華陀をも利用する平子だが、亡き者にしようとしたお登勢は危篤の床に伏し生きていた。そこへ見舞いに来た西郷にお登勢の店と万事屋が打ち壊される話を聞く。そして。銀時は「店はたたむつもりだ」「俺ァもう 何も護れる気がしねェ」と皆を残して立ち去って行く。
街では「お登勢が死に戦争が始まる」と噂が広まる。
 

第三百二訓 『侠(おとこ)の鎖』
WJ_2010-17号掲載

主な登場人物: 椿平子、泥水次郎長(過去)、華陀、坂田銀時、お登勢、寺田辰五郎(過去)、志村新八、神楽、たま、キャサリン、西郷特盛、あず美
大雑把ストーリー: 銀時と次郎長の戦いを見ていた平子は、2人をかぶき町に縛りつけるものは同じ「たった一人の男と交わした たった一つの約束 己が定めた鉄の誓い 侠(おとこ)の鎖」だと言う。次郎長が自分の元へ戻って来ることを望み、一緒に修羅の道をゆくと決意する。
一方、大切な者達を死なせたくない銀時は、辰五郎の形見を手に一人で戦おうとするが、新八・たま達に「一緒に護りましょう」と諭されて、辰五郎の仏前に再び誓う「アンタの大切なモンは 俺達が必ず護る」と。
 

第三百三訓 『30巻あいても切れない絆』
WJ_2010-18号掲載

主な登場人物: 坂田銀時、志村新八、たま、神楽、椿平子、西郷特盛、あずみ、西郷てる彦、華陀、キャサリン、辰巳、村田鉄子、小銭形平次、ハジ、平賀源外、長谷川泰三、本城狂死郎、八郎、志村妙、おりょう、花子
大雑把ストーリー: “スナックお登勢”を取り囲む平子達次郎長一家とオカマの一群。てる彦を人質に捕られている西郷は、街中を相手にしてでも大切なものを護ろうと立ち上がる銀時に、対立する立場でありながらも安心する。そして、それぞれの「ゆずれない大切なもの」の為に拳をあげる!
てる彦を助けに行ったキャサリンを除く“お登勢一家”の4人は互角以上の強さを見せるが、平子は万事屋の屋根に火を放ち燃やし尽くそうとする。そこへ、続々と銀時達の助太刀に現れる知己の面々。
 

第三百四訓 『鉄の街』
WJ_2010-19号掲載

主な登場人物: 坂田銀時、志村新八、神楽、たま、辰巳、小銭形平次、村田鉄子、本城狂死郎、長谷川泰三、平賀源外、志村妙、椿平子、ハジ、マド西郷特盛
大雑把ストーリー: 助っ人達の猛攻撃に形勢は逆転する。銀時は平子に「退(ひ)け この戦(いくさ)、俺達の…バーさんの勝ちだ」と静かに語るも、次郎長の元へ行かせたくない平子は西郷と共に、新八と神楽に刀を振り下ろす!
新八と神楽は、お登勢を傷つけたことへの怒りで溢れ、平子と西郷への返り討ちとなって爆発する。
 

第三百五訓 『ジジイと若い女が一緒にいると
         何か色々想像力が増す』
WJ_2010-20号掲載

主な登場人物: 泥水次郎長、“春雨”第四師団団長/華陀、志村妙、小銭形平次、たま、本城狂死郎、村田鉄子、あず美、西郷特盛、椿平子、平子の母親(過去)、傭兵部族“辰羅(しんら)”の一団
大雑把ストーリー: 春雨の団長である華陀はかぶき町を手に入れる為、平子をも騙していた。そして、天人からかぶき町を護るため、次郎長は華陀の前に現れる。
街では次郎長一家が戦力を失うも、平子は次郎長がその昔約束した「必ず帰ってくる」という言葉を信じ、よろめきながらも立ち上がる。
 

第三百六訓 『しぶとくずぶとくしたたかにしなやかに』
WJ_2010-21・22合併号掲載

主な登場人物: 坂田銀時、泥水次郎長、華陀、志村新八、神楽、志村妙、村田鉄子、たま、平賀源外、椿平子、西郷特盛、小銭形平次、長谷川泰三、ハジ、辰巳、お登勢、黒駒勝男
大雑把ストーリー: 次郎長と華陀の元へ辿り着く万事屋3人。新八と神楽にてる彦救出を任せた銀時は、次郎長と共に多勢の華陀の手下をなぎ倒してゆく。そして、「俺が殺(や)るまで死ぬんじゃねーぞ」と言葉を交し合う。
一方かぶき町で華陀の裏切りを知った西郷達は、華陀の手下に囲まれた時には既に戦力を消耗しきって諦めかけていた。そこへ現れたお登勢!「ヤクザもオカマもキャバ嬢も根っこは一緒 みんなこの街が好きなだけじゃないかい かぶき町の力…見せてやろうじゃないかい」と静かに喝を入れる。
 

第三百七訓 『猿公(えてこう)達の闘い』
WJ_2010-23号掲載

主な登場人物: 西郷てる彦、キャサリン(かぶきキャッツ)、神楽(かぶきキャッツ)、志村新八(かぶきキャッツ)、黒駒勝男、椿平子、西郷特盛、あず美、お登勢、志村妙、たま、長谷川泰三、本城狂死郎、辰巳、平賀源外、小銭形平次、ハジ、坂田銀時、泥水次郎長(過去)、華陀、寺田辰五郎(過去)
大雑把ストーリー: キャサリンと合流し、てる彦を助け出した新八と神楽。だが“かぶきキャッツ”と名乗る彼らに対しててる彦の態度はそっけない。
街では自分が騙したかぶき町の人々が、平子を助け、街を護ろうとしている姿に言葉を失う。
そして、華陀の兵達に斬られながらも戦い続ける銀時と次郎長は、大切な一つの約束を胸に最後の一振りを振るう。
 

第三百八訓 『煙管(きせる)と十手(じって)』
WJ_2010-24号掲載

主な登場人物: 坂田銀時、泥水次郎長(過去)、華陀、お登勢(過去)、西郷特盛、たま、志村妙、寺田辰五郎(過去)、椿平子
大雑把ストーリー: ついに敵は華陀一人となり、そこへ続々とお登勢達町民が集まり始める。逃げようとする華陀を追おうとする銀時と次郎長だが、力を使い果たした2人は足がもつれ倒れ込む。
次郎長をかばって死んでいった辰五郎が残したものを護る為、侠(おとこ)も人間をも捨てようとしている次郎長は、お登勢や銀時達を見ていると決心が鈍ると言う。そして。銀時、次郎長はそれぞれが交わした辰五郎との約束を違わない為に最後の勝負に出る!
次郎長の煙管と刀を砕いた銀時は、次郎長を斬らなかったのは辰五郎の仏前での約束を果す為だった。
 

第三百九訓 『お控えなすって!!』
WJ_2010-25号掲載

主な登場人物: 泥水次郎長(過去)、お登勢(過去)、西郷特盛、椿平子、坂田銀時、寺田辰五郎(過去)、黒駒勝男、あず美、辰巳、村田鉄子、志村妙、長谷川泰三、たま、キャサリン、大江戸病院/婦長、平賀源外、平子の母親(過去)、華陀、志村新八、神楽、バーのマスター、本城狂死郎、小銭形平次、定春
大雑把ストーリー: 病室で並んで寝ている次郎長とお登勢、そして西郷。辰五郎との「侠(おとこ)と侠の喧嘩」を銀時と再び経験することができた次郎長は、負けたにも係わらずすがすがしい気持ちだった。
病院の屋上では、再び現れた華陀と対峙する平子!万事屋3人に助けられた平子は、銀時に渡された紙切れの場所で、父次郎長との再会を果す。